熊本大学法学部、文学部、大学院社会文化科学教育部合同の同窓会組織の名称は「武夫原会(ぶふげんかい)」といいます。
3つの教育組織の同窓会が合同なのは、かつて法学部と文学部は法文学部であったことの名残です(1979年に分離)。
名称が武夫原なのは、校舎の近くのグランドの愛称が「ぶふげん」であることに由来しています。
https://www.web-dousoukai.com/bufugen/news/6051
法学部の1年間の活動(2024年度)
2024年度、法学部は入学定員をそれまでの210名から200名に変更しております。同年度から本学に情報融合学環が設置されたためです。法学部は授業提供においてもこの学環の設置に協力しております。
法学部の活動としては、エルペルクにおいて、シンポジウム「災害時の民事法上の課題について - 被災者支援の在り方を中心に - 」を6月に開催いたしました。これは2016(平成28)年の熊本地震を受け、法学部で災害からの復旧・復興のあり方を社会科学的視点から分析・発信してきたことの成果です。また、11月にはシンポジウム「TSMCと半導体は熊本・日本を救うか?― 産業論と地域経済の視点から -」を開催しております。これは、TSMC誘致に伴って熊本(大学)がなさねばならない課題や日本の産業政策のあり方などに関する社会科学的論点を整理・提示する試みとなりました。
学生の進路に関しては、本年も多数の者が法曹養成連携協定(法曹コース)を利用して司法試験に合格しております。公務員採用も堅調でとくに政令市への入庁が増えております。民間就職においてはすでに3年生の段階で早期内定を得ているものも多数でております。

寄附講義
法学部は武夫原会様から寄附講義(法学部のキャリアデザイン)をいただいております。
その記事もご紹介いたします。
