定期試験が終わるこの時期、定例となった新ゼミ生歓迎会しました。現ゼミ生(4・3年生)が新ゼミ生(2年生)を歓迎する会ですが、例年、何人かのゼミOBOGも参加してくれています。
勤務校のゼミ募集は「原則15名程度」をいう上限縛りがあります。ただ、有難いことに多くの応募をいただく年があって、すこし前までは「10分の1法学部」をキャッチフレーズに21名くらいを採用していました(当時は法学部の定員は210名)だった。ところが、その「箍」もだんだん緩んできて、ときに24名くらい採用するときもありました(いまの4年生は24名います)。ただ、ゼミ募集にも栄枯盛衰の波があり、そうそうこうした状態も続かないので、いずれ落ち着いてくるのだとは思います。実際、いまの3年生は17名の応募で全員採用しています(もっとも17名も15以上ではあるわけですが)。
ただ、ことしはまた、有難いことに、すこし多めの応募をいただきました。この場をお借りして御礼もうしあげます(もっとも、こっそりやっているこのブログの閲覧者はいないと思います)。そして「10分の1法学部」というなら、この2年生から法学部定員は200名になっているので20名ということになるのですが、応募いただいたのでなるべく採用したいと思い「自分的上限」である24名のゼミ生を受け入れることにしました。
30名を超える教員がゼミを開設しているなかで、1つのゼミを選んで応募する制度は、ある意味「酷」のようにも思います。せっかく応募したのに採用されないなんて・・・本当に申し訳ないことです。ここで反省しても、また謝罪しても、現状になんの影響も与えられないのですが、それでも深くお詫び申し上げます。
ところで、ゼミ申込にあたっては「履修申込書」を提出してもらっています。基本的にはこれを読んで、かりに選考する場合には(そもそも20名程度の応募なら選考の必要はないのですが)、そこに書かれていることほかの要素を「総合的に」判断して(「総合的」というのは、こちら側に都合のいい言葉ですね。申し訳ありません)選ばせてもらっています。選考した場合には、後年の参考になるため、例年、ここになぜ選んだのか書いているので、ことしも書かせてもらいます。
選考要素
ゼミ選考は何が決定的なわけでもないのですが、下記のような要素を参考に判断しました。
(1)今年の2年生はわたしの憲法を受講している世代なので、1年生の憲法Ⅰで成績優秀者として表彰された人(憲法Ⅱの教科書を寄贈された人)は選んでいます。ただ、ことしの応募者の中にはいなかった。
(2)応募時までの取得単位数(教養も含めて)はみました。50単位、できれば55単位くらいあればいいなぁ、と思います。60単位あれば余裕です。
(3)ただ、GPAは、基本的には関係ありません。そりゃ、全部「秀」や「優」なら落ちることはないでしょう。ただ、それは僅かですよね。
(4)ゼミ募集には一連の行事があります。法学部行事実行委員会が主催する「説明会」のあと、授業を公開する「見学会」、教員とあれこれお話する「相談会」。このうち、とくに「相談会」まできてくれた人は、選ぼうと思っています。ただ、相談会にこれなかった人も、採用しています。それでも、相談会にきた人は落としていないと思います。
(5)このゼミで何をしたいか書かれていると嬉しいです。「何を」は何でもOKです。こんかいは、野球(は有名ですが)、バレーボール、卓球、ゼミ旅行、なかには学園祭での出店とかありました。ゼミに貢献したいというのもよかったと思います(ゼミ長したい、SNSで発信できる、議論活性化できるとか)。
(6)憲法についての記述もあるとよいと思います。とくに自分の考える憲法観とか、(講義を受けた世代なので)講義から得たこととか。
(7)あとは、自己PRを書いてくれた人もたくさんいました。バイトやサークル、希望進路とか。はやりこういう履修申込書のようなものは「埋まっている」ことは「熱意の表れ」と見ることができるので、できるだけ「白いところ」がない方が読み手の印象はいいと思います。
(8)ところで、先輩の紹介を受けている人もいます。ただ、とくに知り合いのいない人でも、ぜんぜん大丈夫です。そもそも20名以上は採用しているので、その多くは先輩等に知り合いのいない人(とくに紹介を受けているわけではない人)です。
おわりに
いずれにしても(上にも書きましたが)30名以上の教員から1人を選んで出すとき、わたしを選んでくれた人がいて、大変、有難く思います。ゼミの人数が多くても少なくても、きてくれた学生を大切にしたゼミを実現したいとあらためて思いました。



