過去の新聞等へのコメントを紹介する企画の第3弾です。きょうは2012年11月13日の熊本日日新聞に掲載してもらったコメントを紹介します。

思い起こせば、政治状況はこのあと2012年11月16日に野田佳彦首相(当時)が衆議院を解散するというタイミングでした(発言自体は11月14日だったようです)。

熊本日日新聞 2012年11月13日

わたしのコメント - 民主的正当性あり

憲法改正をテーマとした記事の中の、日本国憲法は戦勝国・連合国軍最高司令部(GHQ)に「押しつけられた」憲法であるのか、という質問に対して、わたしはつぎのようにコメントしています。

憲法学界では「日本国軍武装解除や民主主義的傾向の復活強化を定めたポツダム宣言を受諾した。憲法案は、帝国議会の議決を経ており、主権者である日本国民の意思を表している」というのが定説である。

末端に辛うじている者なのに・・・憲法学界では、と大きく出てしまっています・・・。

ところで「定説」というのはあまり使わないいい方のように思います(ここは記者さんの表現で、わたしの表現ではありません)が、当時何かで「定説」という言い回しが流行っていたのでしょうかね。