新聞等への過去のコメントを紹介する企画の第11弾は、3年前の2019年参議院議員選挙の争点の1つ「自衛隊の9条明記」についてです。熊本日日新聞2019年7月7日にコメントを掲載してもらいました。
この参院選は、当時8%だった消費税の10%への増税の是非やアベノミクスとその裏腹にある貧困問題への対応等が争点だったと思います。改憲勢力の議席が3分の2を維持できるかどうかも注目されていましたね。
今年も参院選の年です。今回の争点は何でしょうか。コロナ禍による国民生活の立て直しとか、ロシアによるウクライナ侵攻を受けての安全保障のあり方とかでしょうかね。
新聞記事
わたしのコメント
自衛隊を9条に明記することについての見解を問われたわたしは、次のようにコメントしているようです。
「自衛隊が憲法に明記されれば、国会や内閣など憲法上の組織と同格の『自律権』を持ち、国会や司法の統制が及ばなくなる恐れがある」。
「仮に憲法に明記されたとしても、海外派兵など個別の権限について合憲かどうかは、それそれ判断しなくてはならない」