お仕事
『表現の自由と知的財産権』(信山社)刊行!

勤務校の後期授業は、9月27日(水)からはじまっていました。ただ、わたしの後期は月曜日(演習Ⅱ)と火曜日(演習Ⅰ)にしか授業がないので、10月1日(日)のきょうまで実質的には夏休み。ことしの夏休みは自著の執筆にあてました […]

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お仕事
メタバースと憲法理論

法学館憲法研究所からご依頼いただいて「現実空間と仮想空間の交差 --メタバースと憲法理論 」という小論を書かせていただきました。 はじめは軽い気持ちで引き受けてしまったのですが、書こうとすると、何が問題なのかまだよく理解 […]

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お仕事
海賊版サイト・ブロッキングの憲法適合性 月刊コピライト721号に講演録掲載

公益財団法人著作権情報センター(CRIC)が主催する月例著作権研究会(2021年2月19日ウエブ開催)での講演「海賊版サイト・ブロッキングの憲法適合性」がコピライト721号(2021年5月)に掲載されました。 インターネ […]

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『一筆』
著作権と表現の自由 『一筆』第8回

   一口に憲法学といっても、研究テーマは多岐にわたります。統治の分野は国会、内閣、裁判所の権限の分析が中心で、人権の分野では、思想・良心の自由や財産権の保障などがあります。私は近年、「著作権と表現の自由」に注目していま […]

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『一筆』
コロナと憲法 『一筆』第5回

   新型コロナウイルスの猛威で、政府の「緊急事態宣言」が再発令されました。独自に宣言した熊本を含め、知事たちは飲食店の時短営業や外出自粛を求めています。ただ、国民に営業や移動(旅行)の自由を保障している憲法との関係は、 […]

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『一筆』
憲法を学ぶ 『一筆』第1回

 大学で憲法学を研究する職を得て20年余り。講義やゼミで学生に教えつつ、私も憲法を学び続ける身ですが、そもそも「憲法を学ぶ」とはどういうことでしょうか。 憲法は、コンスティテューションの訳語で「国家の基本方針」を意味しま […]

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#おびゼミ熊日共同企画
私たちが考える憲法 #おびゼミ・熊日共同企画 終講

   天皇の代替わりに伴って平成が間もなく終わり、5月に新しい元号に変わりますね。そこで今回は、「天皇と憲法」を取り上げたいと思います。

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#おびゼミ熊日共同企画
衆院の解散権を考える #おびゼミ・熊日共同企画 9限目

   今回のゼミは、衆院の解散権を取り上げました。憲法上の解釈はさまざまな見解がありますね。 未曽有の惨禍をもたらした太平洋戦争の反省から、日本国憲法は天皇権限を引き継いだ内閣を警戒する構造になっています。73条で内閣の […]

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#おびゼミ熊日共同企画
参院議員は「県代表」か? #おびゼミ・熊日共同企画 8限目

   憲法43条1項は、国会が「全国民を代表する」議員で組織されなければならない、としています。そう表現されたのは、なぜでしょう?

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#おびゼミ熊日共同企画
自衛隊明記 どう考える? #おびゼミ・熊日共同企画 7限目

 近代立憲主義が成立する以前、国家の権限は全て君主である王が握っていました。17~18世紀に始まった民主制による統治では立法や行政、司法といった権限をどの機関が担うのかを憲法に書き込むことで、権力の分立を実現しています。

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